野鳥でも鉄道でも屋外で写真を撮っていると雨風雪に見舞われることがあります。特に雨と雪は機材の故障にもつながりますのであらかじめ対策が必要です。また、急に調達しようとしても難しかったりするので気がついたときに手に入れておく方がよいです。
カメラのカバーに「リュックサックカバー」
野鳥や鉄道の撮影に私が愛用しているのは、百円均一のお店で売っている「リュックサック用レインカバー」です。透明のビニールにシャワーキャップのようにゴムが付いているだけのものです。シャワーキャップでも良いのですが、こっちの方が大きいので望遠レンズや大型カメラでもカバーできます。私の経験では80-400mmのレンズをつけた一眼レフにでも大丈夫でした。ポイントはゴムが着いているところです。シート状のものやレジ袋でも覆うことはできますが、その上からゴムや紐で留めていないと風で飛ばされたりします。また、雪の場合は、風によっては横や下からも入ってきます。その時ゴムで絞ってあるのはとても有利です。
「リュックサック用レインカバー」は1パックに3枚くらい入っているので破損しても予備がありますし、安いモノなので気になりません。とにかく、さっと掛けれてさっと取れて、破損してもなくしたりしても気にならない。とても便利です。三脚につけているときだけでなく、ストラップで下げているときでも使えます。さらに、本来のリュックのカバーとしても使えます(大きめのカメラバッグは難しいです)。100均には、撮影に役立ちそうなものがいろいろありそうです。



機材とからだのカバーに「シートになるポンチョ」

100均で売っているポンチョももちろん便利なのですが少し小さいのが難点です。このポンチョは紐を通す穴が開いていてちょっとしたテントやシートとしても使えるポンチョです。リュックを背負ってカメラを掛けた状態ですべてをカバーしてくれるので便利です。かなりの雪の時でもシートとしてすっぽりかぶってしまって自分がテントになり、その中でセッティングや荷物の作業ができます。畳むとかなり小さくなるので携行しやすいです。ただし、かなり大きいので体が小さい方には扱いにくいかも知れません。小さいサイズはないんでしょうか。
安全に歩くために「スパイクつき滑り止めバンド」

トレッキングシューズなどにはめて使えるスパイク付きのゴムバンドです。簡単なものですがとても効果があります。雪道を歩くときはこれがあるととても安心です。雪のコンディションは様々なので思わぬところで滑ったりします。また、溶けた雪が凍結した路面は普通のシューズでは怖くて歩けません。嵩張らないし安いしでひとつ持っておくと安心です。1回使うとスパイクがいくつか取れてしまいますが、そんなものなのでしょう。補充用のスパイクを別売していたりします。


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